2011年5月18日水曜日

現代の閉塞感、打ち破れ 春の芸術祭 静岡

 日本やフランス、ブラジルなどの11カ国から演劇団体が参加する「Shizuoka 春の芸術祭2010」(静岡県舞台芸術センター「SPAC」主催)が来月5日から7月4日まで、文化施設「グランシップ」(静岡市駿河区)内の静岡芸術劇場などで開かれる。

 芸術祭は11回目で、今回は「未完成な世界」をテーマに、「何をやってもこれ以上 くろネコ RMT
は変わらない」という現代の閉塞(へいそく)感を打ち破るエネルギーを人々に与えるのが狙いだ。

 静岡芸術劇場で12日に行われた記者発表で、SPACの宮城聰?芸術総監督は、海外で演劇を通して新たな世界観を立ち上げる動きがあると強調し、「世界中から(演劇で)世界を作っている人たちを集めた。ぜひ若い人たちに見てほしい」と呼びかけた。


 一方、SPACの俳優ら約20人が同日、同劇場の舞台やリハーサル室で上演作品のけいこを報道陣に公開、本番さながらの迫真の演技を見せていた。

 全上演作品は次の通り。

 【静岡芸術劇場】6月5日「ペール?ギュント」▽12、13日「若き俳優への手紙」▽19、20日「頼むから静かに死んでくれ」▽26、27日「リオ?
デ?ジャネイロ」▽7月3日「毛皮のマリー」

 【静岡芸術劇場内カフェ「シンデレラ」】6月25、27日「南十字路」

 【舞台芸術公園】6月5、6日「4?48」▽11?13日「彼方へ」▽12、13日「セキュリティー?オブ?ロンドン」▽19、26日「王女メディア」▽20日「アルルカン、天狗に出会う」▽7月3、4日「覇王歌行」▽
3日「太陽の帝国」

 問い合わせは、SPAC(電)054?203?5730。

引用元:RMT